過去の展覧会

伝統工芸三人展
―髙井進・市川正美・小山光秀―

■会期

2019年6月8日(土)~7月28日(日)

■会期中のイベント

作品解説会
6月16日(日)、6月30日(日)、7月21日(日)
*いずれも14時~(3名全ての先生による)

立礼式茶席
会期中の毎週土・日曜(ただし6月8日(土)は除く)
*いずれも10時~16時まで(料金は無料)

■作家紹介

髙井進(たかいすすむ・陶芸家)
1938年新潟県妙高高原町に生まれる。1977年妙高焼として開窯。陶芸家 三浦小平二(1997年に人間国宝に認定)に師事。1991年日本工芸会正会員に認定。第7次日本陶芸芸術交流代表団として訪中。1996年青磁の研究のため中国浙江省を訪れる。中国陶器紀行団として江西省景徳鎮を訪れる。2000年新潟県知事表彰(芸術文化功労賞)。2002年NHK地域放送文化賞、新潟日報文化賞。2001年新潟県上越市表彰(芸術文化賞)。現在、日本工芸会正会員、中国江西省景徳鎮「万里窯」設立技術顧問、日本中国文化交流協会会員



市川正美(いちかわまさみ・彫金家)
1948年新潟県分水町に生まれる。1963年洋食器金型彫金に6年間修業、以後独立。1981年彫金作家 鹿島一谷(重要無形文化財保持者)に師事。1990年伝統工芸新作展において東京都教育委員会賞(1999年も)。1992年伝統工芸新作展出品作品を宮内庁買上げ。1993年美術工芸振興佐藤基金 淡水翁賞(海外派遣)。1999年伝統工芸日本金工展において日本工芸会賞。2002年正倉院宝物銀薫炉復元(彫金)。日本伝統工芸展において日本工芸会会長賞、受賞作品を文化庁買上げ。2008年日本伝統工芸展において日本工芸会奨励賞。日本工芸会正会員



小山光秀(こやまみつひで・漆芸家)
1952年新潟県新潟市に生まれる。川俣傳次に師事。1987年伝統工芸新作展において初入選、以後連続入選。1996年伝統工芸新作展において奨励賞。2001年伝統工芸新作展において東京都教育委員会賞。日本伝統工芸展において初入選、以後11回入選。2003年伝統工芸新作展において日本工芸会賞。2004年日本工芸会 正会員認定。2008年東日本伝統工芸展においてMOA美術館賞。2013年東日本伝統工芸展において鑑審査委員。現在、日本工芸会正会員

 

■休館日

月曜日、ただし祝日の場合はその翌日

 

■主催

公益財団法人 雪梁舎美術館

■協賛

株式会社 コメリ

 

■後援

新潟県、新潟市、上越市教育委員会、燕市、妙高市、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、読売新聞新潟支局、毎日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、BSN新潟放送、NST、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0

伝統工芸三人展―髙井進・市川正美・小山光秀―

趣旨

 このたびは、日本工芸会正会員の高井進(陶芸)、市川正美(彫金)、小山光秀(漆芸)三氏による三人展を開催いたします。
 全国的な組織の社団法人日本工芸会は、文化財保護法の精神にのっとり、無形文化財の保護育成をはかるために、伝統工芸作家、技術者相互の連絡を密にし、その技術の練磨を資するとともに、伝統工芸の精髄を極め、その技術の保存と活用をはかり、かつその発展を期し、文化の向上に寄与することを目的に昭和30年に結成されたものです。
 日本工芸会に活動の基盤をおく三氏は、県内においても互いの親睦を深め、新潟県の文化の向上と伝統工芸の発展に寄与しています。そして三氏は、優れた工芸の伝統技法を墨守することだけでなく、今日的な創造性で、個性豊かな作品を創り出しています。
 現代とともに生きる伝統工芸の「技」を、多くの方に知っていただきたくご紹介いたします。