過去の展覧会

マイセン展—マイセンの芸術家—

■会期

2020年2月1日(土)~4月12日(日)

 

■主催

公益財団法人 雪梁舎美術館

 

■協賛

株式会社 コメリ

 

■後援

新潟県、新潟市、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、読売新聞新潟支局、毎日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0

 

■開館時間

9:30-17:00

 

■休館日

月曜日、ただし祝日の場合は開館し翌火曜が休館

 

■入館料

一般500円、団体(10名以上)400円、中学生以下無料

マイセン展—マイセンの芸術家—

趣旨

 このたびは当美術館収蔵のマイセン磁器のなかから、現代に引き継がれる数々の輝かしい作品の製作者に焦点を当て展覧会を開催いたします。
 1710年に開窯した、ヨーロッパ最古の磁器工場マイセン。マイセンは中国・日本磁器の熱烈なコレクターであったザクセン王国の国王アウグスト強王の命により、硬質磁器の焼成に成功した300年以上の歴史を持つ名窯です。
 この今日のマイセンの名声を担う要因は、膨大な数の磁器モデルを制作したケンドラーら芸術家たちの活躍です。特にマイセン初期に参画したケンドラーにより、作風は一段と多彩になり、特に人形―異国人、狩人、羊飼い、猿の音楽師、インコ、チンなど優美で生動感に満ち躍動感あふれるものを創り出しました。彼の原型は現在まで受け継がれ製作されており、ヨーロッパ磁器製品の形態の創始者といえます。その後も幾人もの後継者たちが、マイセンの300年という歴史のなかで伝統を受け継ぎながらも、時代の移り変わりに順応し新作制作へと向かう努力を続けてきました。
 今展では、マイセンの芸術家たちが作り出した磁器作品から、製作者の特徴や時代背景、当時の流行などをご紹介し、その芸術性の高さをご覧いただきます。