2024年11月16日(土)~12月25日(水)
雪梁舎美術館
展示室1<新潟県工芸作家展>
展示室2<次代を担う若手作家展>
公益財団法人 美術育成財団雪梁舎
株式会社 コメリ
新潟県、新潟市、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、読売新聞新潟支局、毎日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、FM新潟77.5
9:30-17:00
月曜日
一般600円、団体(10名以上)500円、中学生以下無料
日本の「工芸」は、世界に誇れる細やかな技術と特有の芸術性の高さを有します。この素晴らしい日本の「工芸」を、雪梁舎美術館から広く発信します。
古くから新潟は、金属加工の盛んな土地で職人が多く育っています。ほかにも、漆や染織、陶磁、木竹、ガラスなど幅広い分野でものづくりの精神が根付き、高度な伝統技術から、新しい表現技法の作品まで多彩に共存しています。この優れた技が、永く未来へと受け継がれていくことを願っています。
雪梁舎美術館は「美術育成財団」として設立した美術館です。ここに、新たに「雪梁舎 工芸2024」の開催を通し、熟練の工芸作家から次代を担う若い作家まで、また日本海に連なる大学の学生を含め、技法や会派にとらわれない“工芸の今、そして未来”を世に発表し、工芸の発展と振興、次代を担う作家の支援と育成を図って参ります。
No. | 作家名 | 分類 | 作品名 |
---|---|---|---|
1 | 五十嵐 まさみ | 染織 | 華嵐 |
2 | 市川 正美 | 金属 | 布目象嵌華文鉄箱 |
3 | 伊藤 赤儘 | 陶磁 | 無名異練上花紋壷 |
4 | 六代 伊藤 赤水 | 陶磁 | 無名異波紋壷 |
5 | 鬼木 英幸 | 金属 | 開華・煌めき |
6 | 風間 美代子 | 染織 | 慈しみの庭 |
7 | 河合 孝 | 金属 | 飄風 |
8 | 椛澤 伸治 | 金属 | 静想 |
9 | 桑山 弥宏 | 木 | 神代欅彩線木象嵌小箱「織彩」 |
10 | 小山 光秀 | 漆 | 乾漆黒呂色塗提盤 |
11 | 齋藤 麻里 | 陶磁 | 過去から未来へ |
12 | 坂上 和雄 | 陶磁 | 2023 wind |
13 | 桜井 敏勝 | 陶磁 | 激波 |
14 | 佐々木 玲子 | ガラス | 階調文様広縁鉢 |
15 | 佐藤 光男 | 金属 | 鋳紫銅花器「耕しの季」 |
No. | 作家名 | 分類 | 作品名 |
---|---|---|---|
16 | 須佐 真 | 金属 | 鍛削金菓子器「游」 |
17 | 髙橋 純一 | 金属 | 古代ロマン |
18 | 玉川 達士 | 金属 | 木目金花瓶 |
19 | 玉川 宣夫 | 金属 | 木目金花瓶 |
20 | 西片 正 | 金属 | 夏が征く |
21 | 野村 重義 | 染織 | 雪原 |
22 | 畠山 マリ子 | 染織 | やわらかき陽の海 |
23 | 羽鳥 律子 | 陶磁 | 想 |
24 | 本間 秀昭 | 竹 | 流紋ー2024 |
25 | 眞島 美代子 | 陶磁 | 晄希ー未来へ― |
26 | 松永 明 | 陶磁 | 昇風 |
27 | 山﨑 惠 | 染織 | 幻影 |
28 | 渡邉 久意 | 染織 | 悠久の嶺 |
29 | 渡辺 マサル | 漆 | 峻 |
五十音順・敬称略
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緑風(金属) 吉野 周平 |
太陽を中心に花鳥、山並みなどの文様を描く内区を、マーラーの交響曲第2番『復活』第5楽章の一節を刻む帯で縁どる。さらに外区に植物や魚の文様の上に立体的な葉や構造物を飾る。至福の世界を謳歌する力作である。(黒川廣子 評)
惣型技法による同状の階層に施されたレリーフ形象は、太陽を中心に取り巻く花鳥山河、仏語?によるメッセージ、外延部に立体表現のブドウの葉?と、廃墟らしき建造物か。観る者を遥かな時に誘うごとき魅力的な意匠、高台の形状処理まで気を抜かず作者のセンスを感じる。現学部4年生も驚きである。優れた技法に裏打ちされており大賞に相応しい優れた作品です。 (馬場省吾 評)
一見、古代の鏡を模したような造形ですが、高い技術による細かい装飾や言語が全体に幾重にも散りばめられ、それらが有機的に結びつくことで、独自の心象世界を展開させています。古い器に新たな生命を与えたような、まさに唯一無二の作品となりました。(藤田裕彦 評)
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一珍波紋陶筥(陶磁) 阿部 郁美 |
細い口金から土を絞り出し、器の表面を突起で装飾する技法である一珍で、蓋物の表面全体を覆う。容器がやや厚く重量があるが、整然と並ぶ突起の妙と、一見すると籠に見える意外性が注目を集めた。(黒川廣子 評)
一見、縄状の素材を巻き上げた乾漆に見えた。が良く見ると整然と配列した突起上のものが造り込まれ、独特なデティールを創出する。陶磁である実感は持ち上げた時、見た目より心地よい手触りに驚く。異様でありつつ原初的魅力を醸し出す作品、発想を丁寧に具現化したことを評価したい。(馬場省吾 評)
触れると心地良い手触りが伝わってきます。轆轤を使った陶芸作品ですが、表面には無数の突起が施されています。気の遠くなるような長い時間をかけて、破綻のない精緻な作業を続けることで、本作ならではの独特な魅力を生み出しました。 (藤田裕彦 評)
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Flower(漆) 清瀬 鈴 |
小さな蓋物の表には、花びらを重ねたような明るい色漆や金銀紛の地に螺鈿の花や丸文を散らし、内部には黒漆地に貝の微塵を蒔き、金粉で縁どる小菊を描く。昨年度の審査員賞に続き、さらなる躍進を期待させる意欲作。(黒川廣子 評)
漆芸の多様な伝統技法を駆使した蓋物は、古典の図柄を用いながら今風な色彩と構成に挑み、若々しい品格と華やかさをよく纏めた意匠は秀逸。表の金平糖のようなポイントが作者の心持ちが窺えて楽しい。内部の加飾も良く施され、良質な作品である。(馬場省吾 評)
小ぶりな作品ですが、金や桃色、緑青といった華やかな色彩と、様々な紋様を大胆に組み合わせて、一目で楽しさが伝わる作品に仕上げています。さらに蓋を開けると、そこにも美しい意匠が現れるなど、細部に渡って作者の細やかな気遣いが感じられます。(藤田裕彦 評)
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花の遊吟Ⅱー春日遊湖ー(陶磁) 胡 羽恬 |
水の中で舞う大輪の花びらを白い陶土で表現し、シャープなエッジとゆらめくフォルムの影が見どころ。春の湖の情景で、朦朧として常に流動的な自然現象をとらえようとする作者の花の遊吟シリーズの一つで、圧巻の造形だ。(黒川廣子 評)
大ぶりの、たおやかに四方へ拡がる花弁のような躍動する形態、上信楽土による陶磁作品。その美しい磁器白色と薄っすらと着色された先端部の形状が美しい陰影を伴い魅力的である。焼成の難易度をクリアしてきた作者の力強さが見て取れる迫力ある作品です。(馬場省吾 評)
白く大きな花がダイナミックに表現されていますが、花びらは手が切れるように薄く、繊細で、かつ、それぞれの花びらが生きているかのような複雑な動きを見せており、どの方向から眺めても生命力を感じさせる作品に仕上がっています。(藤田裕彦 評)
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中国茶器揃「輪花と稜花」(金属) 原 朗子 |
金属の板を金鎚でたたいて器に成形する伝統的な技法と「輪花と稜花」という古典的な形およびモチーフに挑んだ堅実な仕事が好感を呼んだ。今後も造形の研鑚を積み、さらなる発展を遂げることを大いに期待する。(黒川廣子 評)
この題材を選び正面から取り組んだ姿勢と良質な仕事に好感が持てる。若手育成の目的を持つ本展において、今後の制作を期待させる真摯な資質を作品と共に評価した。できれば本作の題名「輪花と稜花」の形状的差異への明確さが望まれます。(馬場省吾 評)
お茶を楽しむ道具一式が丁寧な鍛金によって仕上げられています。どの道具も繊細で技術の高さが感じられますが、お盆の代わりの大きな蓮がアクセントとなり、ひときわ大きな個性を生み出しています。大きさのバランスに配慮すると、より存在感が増したでしょう。(藤田裕彦 評)
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「在りし日の花火」(漆芸) 藤橋 郁美子 |
楕円形の容器の蓋表にビルがひしめく夜景の空に5輪、蓋裏には長生橋の上に1輪の花火の火の粉を金蒔絵の線で描き、ビルや橋は虹色の輝きを放つ螺鈿の細片であらわす。手前に伸びる光線や、奥に広がる街並みの仄かな光の表現が秀逸。(黒川廣子 評)
作者のテーマは長岡花火であるが、今回は更にフェニックス花火の華やかな迫力、近景の車列の光から、中景の市街地夜景、東山の遠景までを精緻な螺鈿技法と計算された色彩により構成され、豊かな表現力で昇華された力作です。内側の長生橋と花火の風景も、花火愛にあふれる演出です。(馬場省吾 評)
長岡市の大花火が黒漆の表面に鮮やかに表現されていますが、螺鈿とは思えないほど、写実的で花火と街との対比も見事です。また、蓋の裏にも同様に異なる角度からの花火が表現され、作者の遊び心が感じられます。(藤田裕彦 評)
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tube(金属) 窪田 瑶 |
工業製品を主題にしつつ、その下部を切り取り一輪挿しにも使えそうな形態に仕上げるなど、新鮮な魅力に溢れています。とは言え、単にユニークなだけではなく、素材と鍛金の魅力を最大限に伝えようとする作家の意気込みも感じられます。(藤田裕彦 評)
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あうん(金属) 近藤 虹輝 |
楕円形の頭に二つの窪みの目、片方には貫通する穴で大きく開けた口、もう一方は口無しのフィギュア二体。阿吽のみならず、なで肩といかり肩の対比で不思議と観る者を和ませる表情のシンプルな造形がなんとも心地よい。(黒川廣子 評)
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慈雨(金属) 高野 穂乃香 |
平原で草を食む獣、ほのぼのした情景の台地は器の口縁部であり、下部には球状の躯体が連続している。器形としながら底部には吐出する筒がある。全体に施した櫛文様とやや歪んだ形状は本来の機能を排除し、観る者に意味を問う。古代中国青銅器を彷彿とさせる存在感と不可思議な世界観が魅力的であり、今後の創造活動が楽しみである。(馬場省吾 評)
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蓮文壺(陶芸) 兪 期天 |
染付の蓮の葉を器の側面いっぱいに描き、俯瞰すると見込みの蕾が蓮の葉の間から顔をのぞかせる効果的な構図。(黒川廣子 評)
葉の先端と同調する柔らかな口縁部と内に描かれた蕾を重なる視点で見る時、側面の葉の隙間から、中の蕾の茎が見えるような錯視が美しい。おおらかな形状に染付した清涼漂う作品。雪梁舎の蓮池を彷彿とさせる。(馬場省吾 評)
胴には蓮の葉、見込みからは蓮の花が顔をのぞかせ、洒落心溢れる作品に仕上がっています。(藤田裕彦 評)
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木目金花器「天水」(金属) 佐川 和暉 |
木目金に透かしを入れ、そこから下の銅の色が垣間見える。伝統的な木目金を用いた新たな展開を模索するようで今後が楽しみである。(黒川廣子 評)
各金属層が魅力の木目金技法、銀と四分一を主としたグレーモノトーンの大胆で美しい文様を導き出し秀逸、重層接合も含め意欲的である。楚々とした姿は、衣を纏い佇む修行僧のようにも見えて面白い。(馬場省吾 評)
木目金の新たな可能性を感じさせる冒険的な作品で、造形表現にも非凡な魅力があります。(藤田裕彦 評)
ご来場者様による全展示作品を対象とした、「オーディエンス賞」の 投票が行われました。
投票総数640票の集計の結果、育成賞も受賞した藤橋郁美子さんの漆芸作品《在りし日の花火》が選出されました。
藤橋さんには記念の賞状を贈呈します。
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「在りし日の花火」(漆芸) 藤橋 郁美子 |
吉野 周平 | 金属 | 緑風 |
阿部 郁美 | 陶磁 | 一珍波紋陶筥 |
清瀬 鈴 | 漆 | Flower |
胡 羽恬 | 陶磁 | 花の遊吟Ⅱー春日遊湖ー |
原 朗子 | 金属 | 花中国茶器揃「輪花と稜花」 |
藤橋 郁美子 | 漆芸 | 「在りし日の花火」 |
窪田 瑶 | 金属 | tube |
近藤 虹輝 | 金属 | あうん |
高野 穂乃香 | 金属 | 慈雨 |
兪 期天 | 陶芸 | 蓮文壺 |
佐川 和暉 | 金属 | 木目金花器「天水」 |
作家名 | 分類 | 作品名 |
---|---|---|
浅賀 貴宏 | 漆芸 | 曲輪造盤「陽光」 |
荒野 栞奈 | 漆 | その身は秘かに |
安藤 史織 | 漆 | 不退転 |
井口 智葉 | 染織 | Ephemeral |
上野 晴 | 陶磁 | aluminium/片口、ぐい吞み |
丑山 佳奈 | 金属 | 蚕 |
内山 ヴェルガン 綾夏 | 金工 | Taiji |
大村 怜子 | 金属 | 拡張 |
押味 玖弥呼 | 陶芸 | 大地の記憶 |
織田 峻太郎 | 漆 | はるの風 |
柿原 千尋 | 漆 | 乾漆螺鈿香炉「憧憬のしじま」 |
川合 里奈 | 金工 | 象嵌銅合子「見立て貝」 |
神田 光彦 | 陶磁 | 薪窯のふぐ |
小池 柚 | 金属 | 懐古(⽩鷺、ダリヤ) |
黄 宇昊 | 金属 | 木目金横手急須 |
黄 翌 | 金属 | 鍛銅象嵌箱「無垢光」 |
小林 美咲 | ガラス | 虚栄 |
Gori | ガラス | 石硝削・赤 |
shappo | 金工 | 秋津 |
作家名 | 分類 | 作品名 |
---|---|---|
秦 驛恒 | 金属 | 妖精の標本 |
宋 芸 | 陶磁 | 飞(飛) |
玉川 佳太 | 金属 | 鍛銅水注 |
茶谷 安咲 | 染織 | 緑のタペストリー |
張 心怡 | 金属 | 思いがけず |
野﨑 あゆみ | 染色 | 月の船 |
福島 由子 | 陶磁 | 鉄絵鉢 |
藤原 櫻和子 | 陶磁 | 風の芽がふく |
龐 詩彧 | 染織 | チベットの真冬 |
本間 浩一 | 竹 | 輪廻Ⅱ |
松原 奈美 | 漆 | 貝象嵌研出塗香合「雨晴」 |
見上 健 | その他 | 疎ましい鳥 SOZE Style |
三上 七恵 | 漆 | 石楠花蒔絵乾漆蓋物 |
光延 咲良 | 金属 | 船は帆でもつ、帆は船で持つ |
宮田 紗希 | 金属 | 笹のかおりの丸いやつ |
村上 萌々香 | ガラス | 情景をたどって |
MONOR | 金属 | metallic flow |
山岸 丈訓 | 陶芸 | Monochrom |
藪内 公美 | 金属 | 宙器ー地の記憶ー |
若菜 穂香 | ガラス | 深雪 |
①50歳以下(1973年以降生まれ)の新潟県在住及び出身者
②6大学在籍の学生、院生、2023年度卒業生・修了生
※今回出品をお願いする大学:秋田公立美術大学、東北芸術工科大学・長岡造形大学・上越教育大学・富山大学・金沢美術工芸大学
ご出品いただいた作品はすべて展示いたします。
工芸全般(金属、漆、染織、陶磁、人形、木、竹、ガラス、革、七宝、紙、その他)
一人1点(組)。※新作もしくは、近作
高さ100cm以内、幅80cm以内、奥行80cm以内
縦200cm以内、横170cm以内
※いずれも重量は50kg以内
なし
賞金 20万円(賞状)
賞金 各10万円(賞状)
賞金 各3万円(賞状)
賞品(賞状)
賞品(賞状)
(賞状)※会期中の来館者による投票
黒川 廣子(東京藝術大学大学美術館長)
馬場 省吾(前・長岡造形大学長)
藤田 裕彦(新潟県立万代島美術館長)
捧 実穂(雪梁舎美術館理事長/学芸員)
2024年11月9日(土)
審査日当日、受賞者のみ電話連絡いたします。後日、美術館ホームページ上に受賞者の氏名・作品名を掲載いたします。
※電話での問い合わせや、審査に関する異議申し立てには応じません。
2024年11月16日(土)
雪梁舎美術館
出品票をダウンロード、もしくは事務局に請求し、メールかファックスもしくは郵送にて提出してください。
2024年9月1日(日)~10月31日(木)
出品者ご自身、もしくは業者に委託して雪梁舎美術館へ搬入・搬出をお願いします。なお、大学在籍者ならびに卒業生・修了生の搬入・搬出の送料(保険料含む)については、搬入は出品者の負担、搬出は雪梁舎美術館の負担とさせていただきます。
出品作品には、必ず安全を確保し得る梱包をして搬入してください。搬入・搬出における作品破損等につきましては、当館では責任を負いかねますのでご了承ください。
なお、輸送搬入の際は保険を付与してください。搬出時は、当館にて梱包のうえ、運送会社の保険を付与して発送いたします。
※保険付与のため、出品票に必ず作品価格(非売の場合も)をご記入ください。
2024年11月5日(火)・6日(水)必着
2024年11月6日(水)・7日(木) 10時~17時
2025年1月中旬までに返送予定
2024年12月25日(水)17時~18時、12月26日(木)10時~17時
・作品は十分の保護をしますが、不慮の災害等、不可抗力による作品の破損については当館ではその責を負いません。
・出品者は、作品提供と同時に展覧会の報道記録写真の複製、および掲載を承諾したものとします。
・展覧会作品の情報発信を促進する目的で、展覧会来場者の会場風景や作品の撮影、ブログやSNSへの掲載を可とします。(ただし、商業目的の撮影・使用は不可)