ニュースリリースNews Release

2021年10月20日

各位

株式会社コメリ

コメリの強みを活かした防災対策の取り組みが
「グッドデザイン・ベスト100」ならびに
「グッドフォーカス賞 [防災・復興デザイン]」に選出！

 ホームセンターの「コメリパワー」や「コメリハード&グリーン」を通し地域のライフラインとして、地元のプロを応援する株式会社コメリ（所在地：新潟県 新潟市、代表取締役社長：捧雄一郎）はESG活動の一環として災害対策の取り組みである「NPO法人コメリ災害対策センター（理事長：捧雄一郎）」を設立しています。
 この度そのNPO法人コメリ災害対策センターの活動が評価され、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2021年度グッドデザイン賞において、「グッドデザイン・ベスト100」ならびに「グッドフォーカス賞 [防災・復興デザイン]（日本デザイン振興会会長賞）」を受賞いたしました。

 当社は、コメリグループの商品力と物流ネットワークを最大限に活用し、供給責任を果たすことが流通業の社会的使命であると考えています。
 その考えに基づき、NPO法人コメリ災害対策センターは全国の自治体・団体とコメリの関連企業を含めた物資供給ネットワークを構築しており、災害時に自治体からの要請に応じ「必要な物資を必要な場所に必要な量」お届けする活動を行っています。また、全国11ヵ所にある流通センターの一角には独自に災害復旧用品を備蓄し、有事の際に備えています。
 さらに、過去の活動実績を基にHPや広報誌などで災害対策関連情報を発信しているほか、防災・減災啓発活動として各地の防災訓練へ参加、自治体や事業者向けには講演会を行うなど、地域の方々と直接関わりを持ちながら広く防災意識の向上に努めています。
 立て続けに発生する災害に対応するべく、全国各地に展開している店舗でも、要請に応じて店頭在庫を供給できるよう連携しております。

 コメリが持つ流通網を積極的に活用した災害時の物資供給の仕組みのデザイン。全国11カ所の流通センターを持ち46都道府県に店舗を持つコメリだからこそ災害時の物資供給の活動はとても意義深い。日常的に利用しているコメリが災害時には救急対応のプラットフォームになっていくことで、防災を、日常と非日常の隣り合わせのものとして捉えられる仕組みのデザインが素晴らしい。この考え方を広げ、展開していくことで、日本全体の防災のデザインがアップデートされていくことが期待される。

災害協定締結件数	961件（2021年10月20日現在）
対応した災害 （抜粋）	2007年	新潟県中越沖地震
	2008年	岩手・宮城内陸地震
	2010年	口蹄疫／鳥インフルエンザ
	2011年	東日本大震災
	2013年	平成26年豪雪
	2014年	広島土砂災害／御嶽山噴火
	2015年	平成27年9月関東・東北豪雨
	2016年	平成28年熊本地震／台風第10号
	2017年	九州北部豪雨
	2018年	大阪地震／平成30年7月豪雨／豚コレラ
	2019年	台風第15号／台風第19号
	2020年	令和2年7月豪雨／豚コレラ／鳥インフルエンザ
	2021年	令和3年8月豪雨

 私たちは、プロ向けからホームオーナー向けまで、資材・建材、金物・工具、園芸・農業用品を中心とした幅広い商品ラインナップで店舗を展開するホームセンターチェーンです。独自のシステムとノウハウで、お客様が必要とされる商品を、お求めやすい価格で安定的にご提供することを目標に、流通の近代化にチャレンジしています。これからも、お客様の立場に立った店づくり、お客様の声を反映した品揃え、お客様に喜んでいただける接客を心がけ、「豊かで快適な暮らし」のお役に立てるように取り組んでまいります。