過去の展覧会
第11回新潟県伝統工芸展
■会期
平成28年11月26日（土）～12月25日（日）
■休館日
月曜日
■主催
公益財団法人 雪梁舎美術館、日本工芸会東日本支部新潟研究会
■後援
新潟県、新潟日報社、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟、 FM PORT 79.0
趣旨
第28回新潟伝統工芸作家展を開催いたします。
この展覧会は、日本工芸会東日本支部新潟研究会の会員で、陶芸、金工、染織、漆芸、木竹、人形、諸工芸の７部門の伝統工芸の作品展です。平成元年に新潟三越において第１回展を開催し、その後県内各地で毎年開催を続けています。
昭和30年に結成された全国的な組織の社団法人日本工芸会は、文化財保護法の精神にのっとり、無形文化財の保護育成をはかるために、伝統工芸作家、技術者相互の連絡を密にし、その技術の練磨を資するとともに、伝統工芸の精髄を極め、その技術の保存と活用をはかり、かつその発展を期し、文化の向上に寄与することを目的とするものです。
東日本支部に所属する新潟研究会では、会員相互の親睦を深めることと、新潟県の文化の向上と伝統工芸の発展に寄与することをその目的として活動を続けています。わが国には優れた工芸の伝統がありますが、伝統工芸は単に古いものを模倣して従来の技法を墨守することだけでなく、今日的な創造性で、個性豊かな作品を創り出してゆくことが責務と感じています。県民の方々はもとより、多くの方よりご鑑賞、ご理解、ご批評をいただきまして、会のより一層の発展充実を願うものです。
第11回 新潟県伝統工芸展＜公募＞
内容
この度、第11回新潟県伝統工芸公募展を開催いたします。 この公募展は、新潟の優れた伝統工芸の保存と発展を期して、現代の感性に則する創造性豊かな作品を作ることを目的とし、平成18年より毎年開催しています。新潟県在住の、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門から募集します。
厳正なる審査のうえ、6点の入賞作品をふくむ70点の入選作品が選考されました。 入賞・入選されました各作家の一層のご活躍を期待しますとともに、ご出品いただきました方々のさらなるご精進を、心から祈念いたします。
受賞作品
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雪梁舎賞 有機 （金工） 宝田 純佳 |
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正会員優賞 織部筒形花器 （陶芸） 本間 康人 ○ |
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奨励賞 乾漆「葉書入」 （漆芸） 飯間 富美子 |
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奨励賞 紬織着物｢青水無月｣ （染織） 西橋 はる美 |
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奨励賞 鋳銅器「奮蕾」 （金工） 長谷川 克義 |
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奨励賞 白磁彫風紋花器 （陶芸） 森本 昇 |
入選
| 氏名 | 部門 | 作品名 |
|---|---|---|
| 井口 英一 | （陶芸） | 焼締大壺 |
| 井口 英一 | （陶芸） | 焼締四方水指 |
| 石川 満 | （陶芸） | 釉裏紅白金彩蔦図蓋物 |
| 石松 瑞幾 | （金工） |  |
| 市川 多比良 | （金工） | 布目象嵌鉄香盒 |
| 市川 正美 ○ | （金工） | 象嵌鉄合子「水面」 |
| 市村 久子 | （染織） | 秋気 |
| 市村 久子 | （染織） | 9月の雨 |
| 伊東 孝浩 | （金工） | 朱銅花器 |
| 伊藤 栄傑 ○ | （陶芸） | 無名異縹釉鉢 |
| 今井 進 | （陶芸） | 自然釉花器「輝き」 |
| 上野 彬郎 ○ | （金工） | 純銀耳口打出湯沸 |
| 大藏 豊彦 ○ | （木竹工） | 欅拭漆盛器 |
| 大橋 信義 | （陶芸） | 二重口自然釉壺 |
| 岡村 正人 | （陶芸） | 信楽壺 |
| 小川 美惠子 | （染織） | 川遊び |
| 押味 修 | （陶芸） | 線紋鉢 |
| 柏 繁行 | （陶芸） | 初雪 |
| 鎌田 勲 | （陶芸） | 風紀行 |
| 川合 里奈 | （金工） | 象嵌銅蓋物「そよ風」 |
| 桑山 弥宏 ○ | （木竹工） | 桑風炉先屏風 |
| 解良 正敏 ○ | （陶芸） | 三彩組鉢 |
| 小山 光秀(審査員) ○ | （漆芸） | 朱金八角漆箱 |
| 近藤 真理子 | （漆芸） | 乾漆螺鈿蒔絵香合「紫陽花」 |
| 近藤 陽子 | （諸工芸） | 有線七宝花器「舞」 |
| 佐々木 呼雲 | （陶芸） | Ｍ．モンロー |
| 佐々木 呼雲 | （陶芸） | 唐津壺 |
| 佐々木 是夫 | （陶芸） | 原野晩秋 |
| 佐々木 玲子 | （諸工芸） | 階調文様硝子鉢「緑の六角形」 |
| 捧 徳弘 | （陶芸） | 赤楽茶碗 |
| 佐藤 敏雄 | （陶芸） | 飴釉線彫花器 |
| 佐藤 光男 ○ | （金工） |  |
| 氏名 | 部門 | 作品名 |
|---|---|---|
| 佐野 盛男 | （陶芸） | 花入 |
| 須佐 真 ○ | （金工） | 木目金接合一輪生 |
| 髙田 進 | （陶芸） |  |
| 髙田 進 | （陶芸） | 松灰角建水 |
| 竹井 洋二 | （陶芸） | アルミナ釉壺 |
| 田中 利男 | （金工） | 角形茶托 |
| 玉川 達士 ○ | （金工） | 木目金一輪生 |
| 玉川 宣夫(審査員) ○ | （金工） | 接合一輪挿 |
| 千代 秀男 | （木竹工） | 四方木口出シ飾箱 |
| 土屋 昌代 | （木竹工） | 莨盆「雨音」 |
| 中嶋 弘子 | （陶芸） | 花鳥紋皿 |
| 長濱 数右 | （陶芸） | 青花釉裏紅瓢花入 |
| 長濱 数右 | （陶芸） | 染付波文花入 |
| 永柳 修一 | （陶芸） | 夕日文花入 |
| 早川 常美 | （金工） | あじさい肉彫り花瓶 |
| 早川 友加吏 | （陶芸） | 花紋鉢 |
| 原 聡 | （金工） | 鋳唐銅石肌文花器 |
| 原 裕子 | （漆芸） | 器「がくあじさい」 |
| 樋口 隆司(審査員) ○ | （染織） | 絹縮絣着物「ときめき」 |
| 藤野 千恵子 | （陶芸） | 自然釉手つき花入 |
| 藤橋 郁美子 | （漆芸） | 長岡花火フェニックス棗 |
| 別所 昇 | （大竹工） | 黒柿反り足六角飾台 |
| 本田 青海 | （木竹工） | 網代編莨盆「新月」 |
| 本間 久雄 | （漆芸） | 梅干 |
| 水島 武瑠子 | （陶芸） | 蠢 |
| 水野 英夫 | （陶芸） | 焼締め竹筒花入れ |
| 水野 英夫 | （陶芸） | 焼締め菊花皿 |
| 宮川 敏夫 | （木竹工） | 黒柿孔雀杢短冊箱 |
| 村山 恵 | （染織） | チューリップ染「夕虹」 |
| 山田 守 | （陶芸） | 自然釉壺 |
| 山口 文子 | （漆芸） | 乾漆香合「春」 |
| 渡辺 常男 | （陶芸） | 練込花器 |
五十音順･敬称略
○印は日本工芸会正会員