過去の展覧会

捧賢一追悼　良寛と村山半牧展

■会期

2018年9月15日(土)～10月8日(月)

■イベント

記念講演会
9月16日（日）午後2時～3時15分
講師：小島正芳氏（良寛研究家・全国良寛会副会長）

■休館日

月曜日、ただし祝日の場合は火曜日が休館

■主催

公益財団法人 雪梁舎美術館

■協賛

株式会社 コメリ

■後援

新潟県、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、読売新聞新潟支局、毎日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟、FM PORT79.0

趣旨

　当雪梁舎美術館は、三条市出身の実業家・捧 賢一が、平成5年若手芸術家の育成や文化振興をはかる目的で設置した美術館です。本年、設立25周年を迎えました。
　捧は、今年5月に86歳で逝去しましたが、故郷三条にゆかりのある良寛（1758・宝暦8‐1831・天保2）の遺墨と三条の南画家・村山半牧（1828・文政11‐1868・慶応4）の作品を展示した「良寛と村山半牧展」を開催いたします。
　折しも今年は、良寛生誕260年、村山半牧没後150年の記念すべき年にあたります。村山半牧は、慶応年間に良寛の最初の歌集『良寛禅師歌鈔』を上梓した人としても知られています。今展覧会では、長年にわたって収集した良寛遺墨約25点と、半牧作品は館蔵品の作品に個人蔵の絵画を加え、壮年期から最晩年までの画風の変遷がわかるように展示いたします。また、ゆかりの人の作品も併せてご覧いただきます。
　「美しいものに感動する心」を大切にした捧の文人としての一面を、展示作品から感じ取っていただければ幸いです。
　良寛作品を敬愛した当館設立者、捧 賢一を追悼する展覧会です。