過去の展覧会

鈴木力展

趣旨

 新潟の優れた芸術家に焦点を当て、個展形式で紹介する企画展。今回は新潟市在住の洋画家、鈴木力氏の作品をご覧いただきます。
 1937年新潟県弥彦村に生まれた鈴木力氏は、一陽会を中心に活躍するテンペラ画家です。33歳のときに観た「ウィーン幻想派展」で、ヨーロッパの古典的技法であるテンペラ画に出合い強烈な衝撃を受けました。以降、独学で試行錯誤を繰り返しながら研鑽を重ね、独自のテンペラ技法を開拓しました。こうして独自のマチエールと、持ち前の構成力を活かし多彩な絵画空間を構築しています。
 また昨年には、生まれ故郷である弥彦村初の名誉村民に認定され、その功績が讃えられています。
 本展では、これまでに制作してきた作品―1988年制作の《聖者の街(ASSISI)》から2018年制作の《舟をつくる人》まで―の中から約20点を展示し、氏の作画活動の変遷をたどります。

会期

10月3日(土)~11月15日(日)

鈴木力展

主催

公益財団法人 雪梁舎美術館

協賛

株式会社 コメリ

協力

弥彦村

後援

新潟県、新潟市、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、読売新聞新潟支局、毎日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟

開館時間

9:30-17:00

休館日

月曜日

入館料

一般500円、団体(10名以上)400円、中学生以下無料