過去の展覧会

第15回新潟県伝統工芸展<公募>
新潟県伝統工芸作家展

■会期

2020年11月21日(土)~12月25日(金)

 

■休館日

月曜日、ただし11月23日は開館し翌火曜日が休館

 

■主催

公益財団法人 雪梁舎美術館、日本工芸会東日本支部新潟研究会

■協賛

株式会社 コメリ

 

■後援

新潟県、新潟市、新潟日報社、NHK 新潟放送局、BSN 新潟放送、NST 新潟総合テレビ、TeNY テレビ新潟、UX 新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟

第15回新潟県伝統工芸展

第15回新潟県伝統工芸展<公募>  趣旨

 この度、第15回新潟県伝統工芸公募展を開催いたします。
 この公募展は、新潟の優れた伝統工芸の保存と発展を期して、現代の感性に則する創造性豊かな作品を作ることを目的とし、平成18年より毎年開催しています。新潟県在住の、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門から募集します。
 今回、厳正なる審査のうえ 6点の入賞作品をふくむ 59点の入選作品が選考されました。
 入賞・入選されました各作家の一層のご活躍を期待しますとともに、ご出品いただきました方々のさらなるご精進を、心から祈念いたします。

受賞作品

■雪梁舎賞


切嵌象嵌花瓶 切嵌象嵌花瓶(金工)
玉川 達士

■優秀賞


一楽織着物「朝霧」 一楽織着物「朝霧」(染織)
西橋 はる美

■奨励賞


布目象嵌華文鉄箱 布目象嵌華文鉄箱(金工)
市川 正美

■奨励賞


鋳紫銅花器「であいの季」 鋳紫銅花器「であいの季」(金工)
佐藤 光男

■新人賞


打上黄銅花瓶「夜来香」 打上黄銅花瓶「夜来香」(金工)
田子森 有里

■新人賞


綾 (陶芸)
水野 英夫
入選作品リストはこちら
氏名 部門 作品名
阿部 圭一 (漆芸) 乾漆銅鑼鉢
阿部 圭一 (漆芸) 乾漆六角ぐい呑
石澤 啓一 (陶芸) 黒南風
市川 隆 (金工) 象嵌鉄香盒「縄文ノ夢」
市村 久子 (染織) お花畑
井筒 進 (陶芸) 錫香碗
伊藤 栄傑(審査員) (陶芸) 無名異線文鉢
江田 委織 (金工) 鉄瓶「古都」
大橋 信義 (陶芸) 自然釉二重口壺
押味 修 (陶芸) 掛分細口花入
押味 くみこ (陶芸) 壺上有天
柏 繁行 (陶芸) 氷彩花生
加藤 憲治 (漆芸) 螺鈿蒔絵小筒「煌」
桑山 弥宏(審査員) (木竹工) 神代杉・神代欅象嵌四方盆
解良 正敏 (陶芸) 三彩四方組鉢
後藤 浩樹 (陶芸)
小山 光秀 (漆芸) 乾漆盛器「波紋」
Gori (諸工芸) 石硝削
Gori (諸工芸) 水揺
近藤 陽子 (諸工芸) 有線七宝皿「華の季」
坂上 和雄 (陶芸)
佐々木 呼雲 (陶芸) 織部鉢
佐々木 呼雲 (陶芸) 赤志野茶盌
佐々木 玲子 (諸工芸) 階調文様硝子茶碗「木陰」
捧 徳弘 (陶芸) 赤楽茶碗
佐藤 敏雄 (陶芸) 青白象嵌花入
佐野 ふさこ (漆芸) 棗雪吹「長生橋」
氏名 部門 作品名
佐野 盛男 (陶芸) 花器
須佐 真 (金工) 打込象嵌花瓶「千紫万紅」
須佐 真 (金工) 鍛銅盛錫花瓶「昇龍」
旅河 正也 (陶芸) 自然釉花器
玉川 佳太 (金工) 流し象嵌花器「日月」
玉川 宣夫(審査員) (金工) 木目金掛花入
千代 秀男 (木竹工) 黒柿組子入飾り箱
中嶋 弘子 (陶芸) 角皿「静かなとき」
中嶋 弘子 (陶芸) 盛皿「春のおとずれ」
野村 哲之 (金工) 銅打上金彩花器
長谷川 克義 (金工) 鋳銅盤「五稜」
早川 常美 (金工) バラ肉彫り花瓶
原 惣右ェ門 (金工) 斑紫銅花器「オトノカミ」
原 裕子 (漆芸) 乾漆盛皿「雨あがり」
樋口 隆司 (染織) 小千谷縮絣きもの「風に乗り」
藤井 伸一 (漆芸) 蝶とコスモス紋様盛器
藤野 千恵子 (陶芸) 自然釉花入
藤橋 郁美子 (漆芸) 螺鈿蒔絵「長岡花火」
水島 武瑠子 (陶芸) 籠花生け
水野 英夫 (陶芸) 象嵌壺「瑠璃の雫」
皆川 進 (木竹工) 黒柿小箱
村山 恵 (染織) 紬織着物「さざ波」
森本 昇 (陶芸) 染付赤絵深鉢
森本 昇 (陶芸) 染付赤絵花器
矢竹 純 (金工) 銀製花瓶「黒海・白海」
渡邉 常男 (陶芸)

五十音順・敬称略

第15回新潟県伝統工芸展<公募>  出品方法について

■応募締切

2020年11月12日(木)まで※消印有効

■出品規定

A)新潟県在住の方。
B)募集部門は、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門。
C)作品の形状は不問。 ※但し、本展の趣旨を理解のこと
D)未発表作品。
E)出品点数は一人2点以内。(セットものは1点とみなします)

■出品料

1点 3,000円(学生の場合1,000円)
2点 6,000円(学生の場合2,000円)
※出品料は如何なる理由であっても返却しません
※学生の方は、学生証のコピーを添付してください

■審査員

馬場省吾(長岡造形大学 学長)/星野立子(新潟市美術館 学芸員)
玉川宣夫(工芸作家 金工/人間国宝)/桑山弥宏(工芸作家 木竹工)/伊藤栄傑(工芸作家 陶芸)
捧 実穂 (公益財団法人雪梁舎美術館 理事長/学芸員)

■賞

【雪梁舎賞】 20万円 1点  【優秀賞】 10万円 1点  【奨励賞】 5万円 数点  【新人賞】 5万円 数点

■審査発表

審査の結果は、11月18日(水)に書面の発送をもって行います。 ※電話等での問合せや、審査に対する異議申し立てには一切応じません

■授賞式

2020年11月21日(土) 午前11時より 雪梁舎美術館にて
※事情により変更または中止となる場合がございます。

■応募方法

輸送・持込搬入にかかわらず、事前の出品申込が必要です。同封の郵便局払込用紙(青色)を用い、出品料を払い込んでください。
郵便局口座:口座番号 00550-1-68435 公益財団法人 雪梁舎美術館

所定の出品票、審査通知書、作品預書に必要事項を楷書で記入し、「工芸展公募事務局」まで郵送、または持参してください。作品票は切離し、作品に必ず貼付してください。

■作品搬入

搬入場所はいずれも、〒950-1101 新潟市西区山田451 雪梁舎美術館「工芸展公募事務局」TEL025-377-1888
A)輸送搬入の場合 2020年11月14日(土)※宅配日指定のこと、午後5時までに必着
B)直接搬入の場合 2020年11月17日(火)午後1時~4時

■作品搬出

搬入と同じ場所で、作品預書と引換えに行います。
A)選外作品 2020年11月25日(水)~11月28日(土)午前10時~午後4時
B)入選作品 2020年12月25日(金)午後5時~6時、12月26日(土)午前10時~午後4時
※このうち、輸送搬出を希望する場合と期間内に直接搬出のない場合は、出品者宛に返送します(費用一切は出品者負担)

■注意事項

応募
・出品票には作品に対する保険の都合上、可売、非売にかかわりなく、手取の価格を必ず記入してください。記入のない場合は、破損等においても保険金の支払いができない事があります。
搬入
・輸送搬入における保険等は自己負担としますので、作品に保険をかけて輸送搬入してください。
搬出
・輸送搬出の場合、費用は保険料・梱包費を含め自己負担にて美術品輸送で発送します。万一、破損等があった場合は受取日の翌日までに、「工芸展公募事務局」まで必ず、連絡してください。
・直接搬出の場合は、搬出場所で作品を確認してください。持ち帰り後の申告は認められませんのでご注意ください。
その他
・作品は十分の保護をしますが、不慮の災害の場合はこの限りではありません。
・応募者は、作品提供と同時に展覧会の報道記録の写真の複製、及び掲載を承諾したものとします。
・入選作品の情報発信を促進する目的で、展覧会来場者の会場風景や作品の撮影、およびブログやSNSへの掲載を可とします。(動画、商業目的の撮影・使用は不可)
・衣桁、撞木の貸し出しについて
 染織部門の出品者で衣桁、撞木の貸し入れを希望する方は出品料に下記の金額を添え、その旨を振り込み用紙の通信欄にお書き添えください。
 衣桁1台 2,000円 撞木1台 500円
 なお、審査で入選しなかった場合も含め、返金は一切できかねますのでご了承ください。
 衣桁、撞木は、審査、展示の場合に必要ですので、貸し入れをなさらない方は各自で必ずご用意ください。

■お問い合わせ

応募要項は下記事務局までお問い合わせ下さい。

〒950-1101
新潟県新潟市西区山田451
雪梁舎美術館「工芸展公募事務局」

TEL:025-377-1888 / FAX:025-377-1881

新潟県伝統工芸作家展  趣旨

 この度、第32回目となります「新潟県伝統工芸作家展」を開催いたします。
 この展覧会は、日本工芸会東日本支部新潟研究会の会員で、陶芸、金工、染織、漆芸、木竹、人形、七宝の7部門の伝統工芸の作品展です。平成元年に新潟三越において第1回展を開催し、その後県内各地で毎年開催を続けています。雪梁舎美術館では17回目となります。
 昭和30年に結成された全国的な組織の社団法人日本工芸会は、文化財保護法の精神にのっとり、無形文化財の保護育成をはかるために、伝統工芸作家、技術者相互の連絡を密にし、その技術の練磨を資するとともに、伝統工芸の精髄を極め、その技術の保存と活用をはかり、かつその発展を期し、文化の向上に寄与することを目的とするものです。
 東日本支部に所属する新潟研究会では、会員相互の親睦を深めることと、新潟県の文化の向上と伝統工芸の発展に寄与することをその目的として活動を続けています。わが国には優れた工芸の伝統がありますが、伝統工芸は単に古いものを模倣して従来の技法を墨守することだけでなく、今日的な創造性で、個性豊かな作品を創り出してゆくことが責務と感じています。県民の方々はもとより、多くの方よりご鑑賞、ご理解、ご批評をいただきまして、会のより一層の発展充実を願うものです。

新潟県伝統工芸作家展  作品リストはこちら
No. 部門 氏名 作品名
1 陶芸 石川 満 釉裏紅白金彩蓋物
2 伊藤 赤水 無名異練上花紋香爐
3 伊藤 栄傑 無名異縹釉水指
4 押味 修 掛分水注
5 解良 正敏 黒釉茶盌
6 佐々木 呼雲 白萩花入
7 佐藤 敏雄 飴釉花入
8 永柳 修一 無名異夕日文花入
9 早川 友加吏 花紋器
10 森本 昇 色絵椿樹文角筥
11 染織 市村 久子 花の時間
12 西橋はる美 昼夜織名古屋帯「ジュピター」
13 樋口 隆司 湯揉み絹縮絣着物「陽ざし」
14 村山 恵 浮き織り紬「門出」
15 漆芸 小山 光秀 乾漆線文盛器
16 藤橋 郁美子 乾漆蒔絵箱「古代蓮」
17 金工 市川 正美 布目象嵌華文鉄箱
18 川合 里奈 象嵌銅箱「朱鷺」
19 佐藤 光男 鋳紫銅花器「ときを待つ」
20 玉川 達士 木目金花瓶
21 玉川 宣夫 木目金花瓶
22 長谷川 克義 鋳銅盤「桟橋」
23 原 惣右ェ門 斑紫銅花器「あかね」
24 木竹 大蔵 豊彦 欅拭漆盤
25 桑山 弥宏 神代欅彩線象嵌小箱
26 土屋 昌代 透網代編花籠「細雨」
27 皆川 進 神代欅短冊箱
28 宮川 敏夫 欅拭漆文箱
29 諸工芸 佐々木 玲子 階調文様硝子浅鉢「三角」

※都合により展示替えする場合があります