沿 革

1988年ころ

現住所(新潟市西区山田)にショッピングセンターを計画した際、この土地は地元の大庄屋が祖先を祀ってきた場所であることが分かり、さらには越後七不思議の一つ焼鮒(やきふな)の伝説が残っていることが判明
ふるさとの財産ともいうべき大切な地に、地元の美術振興を願って美術館設立の構想があがる

1993年3月

財団法人美術育成財団 雪梁舎 設立

捧賢一が理事長に就任

1994年8月

雪梁舎美術館 開館

開館記念 「大岡信 講演会」 開催

「第1回雪梁舎展」を開催 新潟県ゆかりの作家を対象に5部門から募集
(1998年 第5回展まで開催)

1996年3月

収蔵作品図録『中林梧竹 越後の足跡』を発行

1998年6月

雪梁舎設立5周年記念 「小椋佳 歌語り『一休恋慕』」 上演

9月

雪梁舎設立5周年記念 「横山操展」 開催

1999年8月

全国絵画公募展「第1回雪梁舎フィレンツェ賞展」を開催
40歳以下(第2回展より50歳以下に変更)の若手作家の発掘を目的に、
大賞受賞者はイタリア・フィレンツェ研修を授与(毎年開催)

2000年4月

文化活動として「第1回雪梁舎俳句まつり」を開催
俳句の募集と俳壇の重鎮による講演会を毎年開催(2012年 第13回まで開催)

5月

収蔵作品図録『良寛―捧コレクション―』を発行

2003年7月

新しい風を美術界に起こし、変革を吹き込むために結成された任意のグループ「風の会」を結成
メンバーは、雪梁舎フィレンツェ賞展において、賞を受賞した作家によって構成され、定期的に作品展を開催

8月

「第5回雪梁舎フィレンツェ賞展」の審査員にフィレンツェ美術アカデミア教授(当時)ビンチェンツォ・ビアンキ氏が参加、新たにビアンキ賞を設ける

10月

雪梁舎設立10周年記念 「人間国宝 三浦小平二展」 開催

2004年3月

(財)雪梁舎とイタリア・レカナーティ市のジャコモ・レオパルディ世界の詩と文化センターと姉妹提携を結ぶ

7月

「第1回風の会展」を開催 ビアンキ氏講演会と作家交流会

10月

「風の会 選抜展」をイタリア・レカナーティ市庁舎で開催

2006年4月

収蔵作品図録『棟方志功作品集』を発行

6月

「第2回風の会展」を開催 ビアンキ氏講演会と作家交流会

10月

新潟県在住者を対象とした「第1回新潟県伝統工芸展〈公募〉」を日本伝統工芸会東日本支部新潟研究会と共催で開催(2020年 第15回展まで開催)

11月

「風の会 巡回展」を開催
東京・秋葉原UDX、大阪・門真市民文化会館

2007年4月

収蔵作品図録『佐々木象堂作品集』を発行

8月

「風の会 ブルガリア展」を開催 海外アート国立ギャラリー

12月

「風の会 マケドニア展」を開催 マケドニア国立ギャラリー

2008年4月

雪梁舎設立15周年記念 「横山操展」 開催

7月

「第3回風の会展」を開催 ビアンキ氏と作家研修会

9月

雪梁舎設立15周年記念 「宮田亮平・琴親子展」 開催

2009年1月

巡回展「第10回雪梁舎フィレンツェ賞展」を東京都美術館で開催
(以後、毎年。東京都美術館改修の第12回展は横浜・赤レンガ倉庫、第13回展は東京・シアター1010で開催)

2011年7月

「第4回風の会展」を開催 ビアンキ氏と作家研修会

2012年1月

毎日新聞社、(財)毎日書道会主催 雪梁舎美術館収蔵作品「良寛の書」展が近鉄百貨店阿倍野店で開催される

4月

南砺市・南砺市教育委員会・南砺市立福光美術館主催 雪梁舎美術館収蔵作品「棟方志功展」が南砺市立福光美術館で開催される

2013年3月

雪梁舎設立20周年を記念し、「捧コレクターズ・アイ」と題して収集した美術品を全5回にわけて展覧会を開催

4月

公益認定を受け「公益財団法人 雪梁舎美術館」に移行

9月

収蔵作品図録『雪梁舎設立20周年記念 捧賢一コレクション』を発行

2014年6月

捧実穂が理事長に、捧賢一が名誉理事長に就任

(公財)雪梁舎美術館とイタリア・フィレンツェ美術アカデミアと提携を結ぶ

7月

「第5回風の会展」を開催 ビアンキ氏と作家研修会

2015年4月

棟方志功作、本邦初公開『花は紅』(連作挿絵)を展示するにともない、
石井頼子氏(棟方志功の孫)による講演会を開催

7月

「第17回雪梁舎フィレンツェ賞展」の審査員にフィレンツェ美術アカデミア教授アドリアーノ・ビンビ氏が参加(~2018年まで)、新たにフィレンツェ美術アカデミア賞を設ける

2016年7月

風の会メンバーとビンビ氏 勉強会

2017年7月

アドリアーノ・ビンビ氏と作家研修会

2018年5月

雪梁舎美術館設立者 捧賢一名誉理事長逝去

11月

雪梁舎設立25周年・フィレンツェ賞展20回を記念し、[風の会]イタリア・フィレンツェ展を開催

2019年7月

「第21回雪梁舎フィレンツェ賞展」の審査員にフィレンツェ美術アカデミア助教授ミリアン・ペルテガト氏が参加

ペルテガト氏 講演会

2021年11月

新潟の熟練の工芸家から若い作家まで、また日本海に連なる大学の学生を含め、工芸の発展と振興、次代を担う作家の支援と育成を図って「工芸2021」を開催(以後、毎年開催)

2022年7月

法人名称を「公益財団法人美術育成財団雪梁舎」に変更

「第24回雪梁舎フィレンツェ賞展」の審査員にフィレンツェ美術アカデミア学長クラウディオ・ロッカ氏が参加