コメリは、核カテゴリーの1つとして農業資材(グリーン)の流通改革に取り組んでいます。1983年に業界独自の小型店フォーマット「ハード&グリーン」をオープンして以来、資材・建材、金物・工具のハード分野と園芸・農業資材のグリーン分野で他社と差別化を図っております。
国内の農業をめぐる情勢は、農業事業者の高齢化・後継者不足や耕作放棄地の増加、生産資材価格の高騰等、時代の大きな変化を受けて非常に厳しい状況が続いております。
このような状況の中、コメリでは、持続可能な新たな農業支援モデルの構築を目的として、コメリとJA様の双方の経営資源を有効活用し、農業者の利便性の向上と農業者支援においてのシナジーの創出を目指し、JA様との協業を行っております。
お互いの経営理念と三方良しの精神の一致により、農業者の利便性の向上と持続可能な農業支援のモデルの実現を目指す。
・平日の資材店が閉店した後や土日など、農業資材を購入できる
・農業資材と一緒に木材や波板、作業用品・生活用品などを一緒に購入できる
JA山形おきたま様の総代会でのプロモーションビデオ(2021年)
協業JA様、JA組合員様からの声をご紹介いたします。
資材事業の改革に伴うコメリ様との協業は、令和2年3月より本格的に開始し、基幹店3店舗、出張店2店舗、コメリ店(インショップ)8店舗、配送センター1拠点という体制でスタートしました。当JAの資材店を5店舗閉店したにもかかわらず、コメリ店を含めた供給高は若干の減少にとどまり、組合員の利便性の向上という目的は実現できていると考えております。収支ベースでは、資材店を5店舗閉店したことにより人件費や業務費・施設費等の事業管理費が削減されました。
生産資材の価格高騰が続く中、令和4年12月24日に当JAが発表いたしましたJA上伊那独自の組合員支援事業である「JA上伊那肥料・飼料・資材価格高騰支援対策」では、上伊那管内のコメリ店で購入した肥料・飼料・一般資材・出荷資材も対象といたしました。
引き続き、コメリ様とともに持続可能な農業を目指し、上伊那地域の組合員を含めた農業者の利便性向上に努めてまいります。
(株)コメリ様との協業は、令和3年3月から長井・飯豊・小国地区、令和4年3月からは米沢・高畠・川西・白鷹地区のそれぞれのコメリ店舗において、当JAが取り扱う肥料・農薬等をインショップ形式で販売をしております。
円滑な店舗運営の構築のため、コメリ店舗に業務対応等を行うJA職員の配置を行い、コメリ営農アドバイザーと連携し組合員や利用者のご相談等の対応をしております。また、店舗にJA営農相談コーナーを設置し、JAの作物毎の栽培歴や防除基準を準備し活用いただいております。
引き続き、(株)コメリ様と連携して、組合員や利用者の皆さまへのサービス向上と利便性の確保を目指していきたいと考えております。
コメリの生産資材は米が中心であるが、野菜や果樹などの対応はしてもらえるのか(JA山形おきたま組合員)
お客様の声に基づき、高畠店では果樹売場の展開、川西店では畜産売場の展開を行いました。
コメリの店はいつ行っても欲しい物の数量がない(JA上伊那組合員)
JA様と協議を行い、使用ピーク時の前に在庫量を増やした売場展開を行いました。
コメリの店の従業員の農業の知識はあるのか(各協業JA組合員)
JA様の資材担当者による勉強会を開催し、地域の農業に関する情報共有を行いました。その情報をもとに、コメリ店舗従業員は、組合員様をはじめとするお客様への接客を行っております。
コメリの店に農薬などの商品説明ができる従業員がいない(各協業JA組合員)
店舗において、JA職員様による営農相談を行いました。また、JA様と肥料・農薬の使い方などの情報共有を行い、店舗従業員でも商品説明が行えるように努めております。
その他、多数の意見をいただいており、随時、各JA様と協議の上、対応しております。
媒体等(看板、横断幕・のぼり、店内)
農薬売場(水稲農薬、定番売場)
肥料売場
果樹売場※地域対応(長野県りんご、山形県デラウエア)
その他売場(畜産、災害対応)
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