雪梁舎の由来

雪

雪は純粋だ
天から贈られた
花びらのように美しい
だが妥協のない
厳しさをもつ

梁

梁はふるさとの家
母のぬくもりと
父のたくましい
力強さをもっている

舎

舎は人々が集い
励まし合い 競い合う
試練の場でもある
そんな願いで
雪梁舎はつくられた

捧 賢一

雪梁舎美術館は、新潟市西区山田の一角に静かにたたずむ純和風の美術館です。
雪国越後の木造の白壁造りと瓦葺、大きな梁のわたる館内、そして館を取り巻く日本庭園では、
花木がかもしだす四季折々の趣、風情が味わえ、夏には大輪の蓮が池一面に咲き誇ります。
木のぬくもりの落ち着いた雰囲気のなか、芸術と文化にふれ、心豊かなひとときをお過ごしください。

現在の展覧会

四〇〇年に渡る陶家
伊藤赤水の全貌展

■会期 
2025年9月21日(日)~11月3日(月・祝)

佐渡の陶芸家 伊藤赤水の歴史は、佐渡金山とともに始まりました。
慶長6 年(1601)に佐渡相川鉱山が発見され、全国から多くの商人や職人が佐渡へ渡ってきました。そのひとり、加賀から来た伊藤伊兵衛が伊藤家の始祖です。その子伊藤甚兵衛が、金銀山の採掘に欠かせない「羽口」という踏鞴の道具づくりを始めました。素焼も無名異焼も屋根瓦も、羽口屋甚兵衛が元祖であると謳われたほどです。
文政2 年(1819)、佐渡金山から産出される無名異(酸化鉄を多量に含んだ赤土)を陶土に利用して焼かれた楽焼を製造したのが「無名異焼」の始まりとされます。その後、天保年間に伊藤富三郎によって赤水窯は開窯され、その孫である富太郎が「伊藤赤水」と号し以後、代々「赤水」を襲名しています。
陶家・伊藤家の400年にわたる作陶の歴史を、伊藤赤儘氏と六代 伊藤赤水氏を中心に、元祖 伊藤甚兵衛から歴代 伊藤赤水の作品とともに展示します脈々と受け継がれる伝統の技と、それを持ってこそ革新に挑める今に生きる「赤水」の軌跡を一堂にご覧いただける展覧会です。

シャガールの部屋
「オデュッセイア」Part.3
2025年8月9日(土)~12月24日(水)

マイセンの部屋
「マイセンコレクション」

週間スケジュール

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雪梁舎工芸2025
11月15日(土)~12月24日(水)

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